メラトニンの睡眠とのかかわりについて

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こんにちは。ねむりびとです。

前回の記事で登場した眠りと密接にかかわるホルモンであるメラトニンとセロトニンのうち、今回の記事ではメラトニンの分泌について述べたいと思ます。

前回の記事でメラトニンの主なはたらきは抗酸化作用と性腺抑制作用であることを紹介しました。

上記のはたらきは生命の維持活動として重要なはたらきですが、メラトニンにはそもそももう1つ重要なはたらきがあります。

それは「睡眠の維持・誘発」です。

皆さんは、寝る前に明るいところにいたり、動画を見たりして眠りにくくなった経験はないでしょうか。

メラトニンの分泌には光が関係しています。

目の網膜が光の刺激を受けると、脳内の「視交叉上核(しこうさじょうかく)」という器官に光の刺激が伝えられます。

この視交叉上核からの指令で夜になったらメラトニンを分泌させ、朝になったらセロトニンを分泌させています。

日が沈み暗くなると視交叉上核が夜になったと認識し、メラトニンの分泌が始まります。

しかし、夜に明るいところにいたり、動画を見たりして光の刺激を受けてしまうと、視交叉上核が「まだ夜ではないな」と錯覚してしまい、メラトニンの分泌が促されなくなってしまうのです。

メラトニンが正常に分泌されれば睡眠の誘発により眠ることができます。

では、メラトニンがどのように作用して眠りが誘発されるのでしょうか。

それは身体の「深部体温」を低下させる作用です。

深部体温とは身体の内部の温度のことです。

この深部体温と皮膚温度の差が小さくなることによって眠りが誘発されます。

今度はメラトニンの分泌されやすい時間帯について述べたいと思います。

メラトニンは日が沈むと分泌が始まり、午前0時から午前2時の間が分泌のピークの時間帯であるとされています。

つまり、何時の時間帯に眠っても同じように分泌されるのではなく、分泌されやすい時間帯に眠ることが大切です。

では、このメラトニンは体内でどのように分泌されるのでしょうか。

実はメラトニンは前回の記事で登場した「セロトニン」によって作られます。

セロトニンについては次の記事で紹介したいと思いますが、このセロトニンは必須アミノ酸である「トリプトファン」から作られます。

少しややこしいですがメラトニンが作られる流れは以下のとおりです。

トリプトファン→セロトニン→メラトニン

このことからも、メラトニンとセロトニンは睡眠において密接にかかわる重要なホルモンであることがうかがえますね。

少し内容が多岐に渡ったので今回の記事の内容を以下に整理します。

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【メラトニンの睡眠とのかかわりまとめ】

・メラトニンには睡眠の維持・誘発のはたらきがある。

・日が沈むと視交叉上核が指令を出し、メラトニンの分泌が促される。

・メラトニンの「深部体温を低下させる作用」によって睡眠が誘発される。

・メラトニンは日が沈んでから分泌が始まり、午前0時から午前2時の間で分泌がピークを迎える。

・メラトニンはセロトニンから作られる。

次回の記事ではセロトニンの分泌について述べたいと思います。

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